HFS 2013年 冬号 コラム 「冒険」
本日はHFS(ヒューマンフォーラム新聞)で
掲載しているコラムを添付させてもらいました。
タイトルは「冒険」です!
「冒険」
おつかれさまです!
みなさんの現場でのガンバリのおかげで良い年を迎えることができ感謝しています。
ありがとうございます!
さて今号では去年を振り返って大きく感じたことをテーマにします。
そう考えるとやはり「迷い」と、もう一つ「冒険」というのが私にとって大きなキーワードだったような気がします。
「迷い」については前号のコラムで書かせていただきましたから今号では「冒険」をテーマに今私が感じていることを書かせていただきます。
2012年度、私は迷いに迷いまくりました。そして今ようやく新たなる冒険の準備が整ったように感じています。かといってその冒険は不安でいっぱいです。冒険の旅を上手く安全にするためには、それなりの準備が必要です。しかしそれらが充分に整うのを持っていたらいつまでも冒険には出ないのではないかと感じます。なぜなら絶対に安全で絶対に成功する冒険なんてどこにもないと思うからです。
当然、船や地図や武器や頼れる仲間が揃わないと冒険はできないのですが、その以前に不安にもかかわらず一歩を踏み出せる強い〝想い(夢)〟と〝勇気〟が冒険には大切になってくるのではないかと感じます。
まるで自分が冒険家のように偉そうに語っていますが、それは私自身がここ最近いかに新たな冒険に踏み出せずにいたかに気付き、そのことから冒険についての自分なりの意味をあらためて実感できたからです。
今までことあるごとに「それって本当にできるかな?」って、まずはできるかできないかで迷い、次に「苦手だから」とかできない理由を並びたてて、そして最後には「嫌いだから」「邪魔くさいから」って冒険しなくていい理由を探している自分が居たことに気が付きました。
このように人は誰でも「できるか?できないか?」って考え、迷い、悩むことってあると思うのです。でも冒険というのは〝できるかどうか解らないことに挑んでいくこと〟だと思うのです。逆を返せば絶対にできることに挑戦することを冒険とは呼ばないと思うのです。
だから大切なことは〝できるか?できないか?じゃなくて、挑むかどうか!〟だと感じたのです。
上手くいくかどうかや、勝てるかどうかといった結果も大切ですが冒険に挑んでいくってこと自体が
もっと大切なことなんじゃないかって感じたってことです。
また冒険とは大それたことをすることではなく、今まで挑んでこなかったことなら何にでも、そこに挑むことができたなら、それは大きな冒険と言えるのではないかと感じています。
例えば、上司に勇気を出して自分の意見を言ってみるとか、部下にゴメンと素直に謝るとか、
今まで苦手だと思っていたことにチャレンジするとか、仕事以外でも大好きな人に告白するとか、
どれもスゴク勇気のいる冒険だと感じます。そう考えると冒険は何に挑むかってことよりも、やっぱり勇気を出して挑んでいくこと 自体に大きな意味があるのではないかと感じています。
結局、私なりの冒険の意味とは、できるかどうかって結果よりも挑んでいくことが大切ってことと、何に挑むかよりも勇気を出して冒険の一歩を踏み出すことが大切ってことです。
できるかどうか解らないことに挑戦するから成長するし、できるかどうか解らないことにチャレンジするから新しいモノが生み出されるし、できるかどうか解らないことに取り組むからこそワクワク楽しめるし、できるかどうか解らない冒険を一緒にす ることで仲間との「信頼」が深まるのだと感じます。
どんな冒険でもいい、結果よりも大切なことは勇気を出して挑むこと!
これからもドンドン、冒険していける自分、チーム、会社に変わっていきたいです!
ありがとうございます!
ヒューマンフォーラムのホームページにて
これ以外にもコラムを掲載していますので
ぜひ読んでみてください。
2012年 夏号 「ガラパゴス化」
2012年 秋号 「迷い」
ありがとうございます!