「トライ&エラー」( HFS⑦ 冬号 2014年1月)
ヒューマンフォーラムのみなさん! いつも“ええ仕事”をしていただき、ありがとうございます! そして年末・年始は本当に、おつかれさまでした。 おかげさまで2014年も快調にスタートできました。 SNKでもお話ししたように2014年からヒューマンフォーラムは新世界へ船出をしました。 今回のコラムでは、まったく新しい世界への冒険に重要なキーワード「トライ&エラー」について書きます。 このトライ&エラーを日本語にすると「挑戦と失敗」ってことになります。 この言葉は最近のビジネス書やセミナーなんかでよく使われており私もよく使っています。 それはヒューマンフォーラムが新世界へ船出する時に本当に大切なキーワードになると感じているからだと思います。 ではなぜ新世界にはトライ&エラーが必要になってくるのか、、、それは今までに想像もつかないようなことがドンドン起こるのが新世界だからです。
要するに今までの考え方、やり方が通用しなくなるってことです! そんな新世界を乗り越えていくためにはトライ&エラー(挑戦と失敗)はつきものです。 そしてトライ&エラーを繰り返していくことで新世界でも生き残っていける自分たちに変わっていけるのだと思います。 以前ブログで書きましたが、ダーウィンの進化論が物語っているように絶滅せずに進化の過程を歩むことができるのは、激変する環境に合わせて自分を変化させたモノだけです。 例え最大・最強の恐竜であっても変化することができなければ絶滅してしまうのです。 だから激変する環境を生き残っていくには変化適応力が必要になるのです。
しかし今の時代は恐竜時代とは違って大きな環境の変化からトレンドの変化にいたるまで大小様々な変化が目まぐるしく起こっています。 今は、そういった変化が起こってから変わっていたのでは手遅れになることが多いと感じます。 これからは変化が起こる前に自らがドンドン変わっていく力というか、自ら変化を創っていく力が求められると思うのです。
要するに「変化適応力」ではなく「変化創造力」が必要になってくるってことです。 また変化を創造し自らを変えていくには、一回や二回の失敗では不可能であり、何度も挑戦し何度も失敗しを繰り返していくことが必然になってきます。 だからトライ&エラーにおいての最大のポイントは“繰り返し繰り返し”ってことじゃないかと思うのです。 それと共にトライ&エラーには、あらかじめ失敗が繰り返されるという覚悟が必要になってきます。 ちょっとやそっとの失敗でへこたれているようではトライ&エラーを繰り返していくことはできないのです。
こうしてトライ&エラーを繰り返していくうちに激変する環境で変化を創造できる自分たちに変わっていくことができるのだと思っています。 またトライ&エラーには、もう一つ大きなメリットがあります。 それはトライするって決めた仮説に覚悟を持って集中することで、例え失敗しても必ずと言っていいほど何か問題点が浮かび上がってくることです。 何もせずに頭でばかり考えていたところで想定はできても問題点がリアルには浮かび上がってくることはないのです。 そしてその問題点からまた次のトライへの新しい方向性が視えてくるはずです。
このようにトライ&エラーの繰り返しが新世界での方向性を指し示してくれるのです。 そしてそれと同時に私たち一人一人に変化創造=価値創造の力をつけてくれるのだと思います。 ではいったい私たちは、どんな変化や価値を創造するためにトライ&エラーしていかなければならないのでしょうか? それはやはり“お客さんのワクワク”に向かってトライ&エラーしていくことです。
SNKでもお話ししたようにヒューマンフォーラムは「ワクワク共創企業」です。 常にお客さんのワクワクを目指してトライ&エラーを繰り返していくことこそが、私たちの成長や成果や変容につながることであり、それは「ワクワク共創企業・ヒューマンフォーラム」の“使命”でもあるのです。 そんな使命に向かうヒューマンフォーラム号の一員として私自身がトライ&エラーし続けていきます。 そして新世界へのワクワク共創の冒険をみなさんとご一緒できますことを願っております。 ありがとうございます!
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