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HFS vol.2
「迷い」
~ハラハラしながら歩んで行く~

  「迷い」~ハラハラしながら歩んで行く~

いつもありがとうございます!
 こうしてコラムを書く機会をいただき本当に感謝しています。この役割を果たすために今もっとも大きく感じていることをお伝えします。 そこで今回、テーマに選んだのは「迷い」です。理由は単純で、今私自身が迷っているからです。 なので今号では私なりの「迷い」について書きます。

 迷いと言っても一般的に2種類の使われ方があると思います。 一つは、右に行くか左に行くかという二者択一の迷いです。 そしてもう一つは、はじめての所を歩いていて、どうしたらいいのか解らないという迷いです。 でも二者択一は、迷っている時に答えをラクに出すための「方法」であって、迷いとは少し違うのではないかと感じています。 本当はいろんな選択肢があるが多いと大変だから二つに絞って答えを決めるという方法ってことです。

 そこには迷っていてはダメとか、迷っている時間などないといった理由があると思います。 それは一つの方法としてはいいと思います。特に仕事においては、こういった方法で進む方向を決めていかなければならないと思います。 しかし迷っていてはいけないからといって安易に答えを決めてしまうのは少し違うのではないかとも感じます。 そうやって安易に答えを求めてしまうのは、迷うのはダメなことで嫌なことだと思い込んでいるからではないでしょうか? 私も基本的には迷っていることを嬉しいとか大好きだとは感じていません。 どちらかというと、やることが明確でまっしぐらに進んでいる方が余計なことを考えずにすむのでラクですし、 迷いがない方がいいことのように感じているところもあります。

 しかしここ最近、迷いまくっていて気付いたのは、その逆で迷っていることもいいことではないかってことでした。 なぜなら迷っているということは、今までに行ったことのない所を歩いているようなものだと感じたからです。 逆に迷っていないということは、いつも通りのことを繰り返しているということになります。

 それがいけないということではないですが、 前回のコラム「ガラパゴス化」でも書いたように、人は今までやってきて上手くいったことを繰り返す、 今までやってきて慣れているラクなやり方を選ぶ、今まで付き合ってきて気分の良かった人と居たがるといった傾向があり、 その状態からは成長も喜びも出会いも生まれにくいということを書きました。

 結局、迷っているってことは何か新しいことにチャレンジしているか、はじめてのところを冒険しているってことだと気付けたのです。 おかげで迷うことは悪いことではないと感じられるようになりました。 それでも迷っているとどうしても「このままでいいのか?」と不安になります。すると必ず人に意見を聴きたくなります。 また周りで上手くやっている人の真似したくなります。これらがいけないとは言いませんが、 安易に、そのまま使うのではなくアイデアの一つとして参考にしながら、自分なりに迷っていくことが大切だと感じています。

 今回、私も、いろんなことで迷い、多くの人に相談し、多くの成功事例を学び、多くの情報を取りました。結果的には今でも迷い続けていますし、 答えが見つかった訳ではないですが、私にとっての大きな収穫は、このまま迷い続けていけばいいと実感できたことです。 そしてもう一つ感じていることは、どっちみち迷うなら安易に答えを出そうとせず、 しっかり迷い抜いた方がいいということです。そして何より大切なのは“あっち行ったり、こっち行ったり”という具合に迷いながらも「歩む」ことです。 考え込んで止まってしまうのは、迷いではなく悩みだと思います。 別に悩むことがいけないと言っている訳じゃなく、時には大いに悩んだ方がいいこともあるでしょう。 でも悩んでばかりだと前には進まないことは確かです。

 迷うってことは「ハラハラしながら歩んでいく」ってことだと感じています。 それはまさに冒険の旅をしているような感じです。冒険には危険がつきものです。 チャレンジには失敗がつきものです。でも冒険やチャレンジには、ハラハラ(迷い)だけではなく、ワクワク(希望)もつきものです。
 ありがとうございます!